もっと教えてM&A

(株式会社日本M&Aセンター)

実はM&Aは誤解だらけ!

皆さんが、M&Aと聞いてまず思い浮かべるのが、「身売り」「乗っ取り」というイメージではないでしょうか。
やはり自分の会社を身売りしたくない、周囲から乗っ取りと言われたくない、というのは誰しもが抱く心境に違いありません。
でも安心してください。最近の中小企業のM&Aは、身売りや乗っ取りはありません。
そもそも身売りというイメージは、経営が悪くなって、借金も返せない、社員への給料も払えない、ということで仕方なく会社を譲渡していたはるか以前のことです。
一方乗っ取りというのも、大赤字の会社の立て直しのため、社員のリストラや部門の閉鎖や取引条件の見直しなど、それなりに荒っぽい再建をしなくてはならなかった時代のイメージなのです。
実は今はまったく事情が違うのです。
最近のM&Aの最大の理由は、経営難ではなく、事業承継のためだということはすでにお話ししましたが、こうした会社は決して財務内容が悪くなって譲るわけではありません。むしろ黒字の会社が多いのです。
当然ですが、荒っぽいリストラをする必要があるどころか、せっかく利益が出ている会社に余計な手を加えて、業績が落ちては元も子もないという話になってきます。
その結果、今と昔では、M&Aの手法や性格自体が大きく変わってきたのです。
多くの方は驚かれるのですが、最近のM&Aでは、ほとんど合併というのがありません。
会社はそのまま存続しますし、社員のリストラもほぼありません。取引先維持のため、社名や所在地もそのままというケースも非常に多いのです。
要するに、今までM&Aに抱いていたイメージというのは、ほとんどが誤解、あるいは時代遅れの知識に基づくものといえます。
ですから、事業承継の選択肢として、M&Aを全く考慮に入れないのは、あまりにもったいない。
まず、本当のM&Aの姿を知った上で、自社に合ったベストな選択肢を選んでいきましょう。